摘み取ってしまう変形した実も残して着果量を確保して対応 りんご着果状況調査始まる

AI要約

りんごの着果状況調査が始まり、実の付き具合が悪い園地では変形した実も残して対応している。

藤崎町の唐牛完悟さんの園地では「ふじ」の着果割合が標準をやや上回り、変形した実も残して着果量を確保している。

調査結果は今月中にまとめられ県の農業情報サイトで公表される予定。

摘み取ってしまう変形した実も残して着果量を確保して対応 りんご着果状況調査始まる

りんごの着果状況調査が始まり、実の付き具合が悪い園地ではいつもなら摘み取る変形した実も残して対応しています。

調査は県が2日間で72か所のりんご園で行っていて、このうち藤崎町の唐牛完悟さんの園地では実の付き具合の割合が「ふじ」で標準の25%をやや上回る着果が確認されました。唐牛さんはことし実の付き具合が悪いことから、いつもの年であれば摘み取ってしまうような変形した実も残して着果量を確保しているということです。

★りんご生産者 唐牛完悟さん

「(変形果を)取ってしまうことができないので秋まで良い実りになることを願っています」

★県りんご果樹課 種市順司課長

「園地によってことし特にふじはばらつきがあるものですから仕上げの際に中心果で着果量が確保できないといった場合には側果もうまく活用して量の確保に向けていただければと思っています」

調査結果は今月中にまとめられ県の農業情報サイト「農なび青森」で公表される予定です。