# 果樹栽培

暑さで国産果実打撃 サクランボや梅、収穫量が大幅減
2024.07.02

暑さで国産果実打撃 サクランボや梅、収穫量が大幅減

 高温による果樹への影響が顕在化している。サクランボでは品質低下や奇形果の発生でかつてない低収量を見通す声がある他、梅でも暖冬による受粉の不調が響き、「凶作年だ」との声が主産地から上がる。前年産で生産量が過去最低だったリンゴでも、続く高温予想に産地の警戒感は強い。今後、収穫を迎える果実では日焼

青森県産サクランボ「ジュノハート」 適期収穫などを学ぶ研修会/青森・南部町
2024.06.14

青森県産サクランボ「ジュノハート」 適期収穫などを学ぶ研修会/青森・南部町

サクランボの青森県の独自品種「ジュノハート」。収穫期を迎えた県南地方で適期収穫などについて学ぶ研修会が開かれました。このうち南部町の留目秀樹さんの園地には、地元の生産者や県の担当者など関係者およそ40人が集まりました。生産者たちは、収穫に適した時期の目安や、果実の色

小下田でバナナ生産 新たな地場産業に―伊豆
2024.06.05

小下田でバナナ生産 新たな地場産業に―伊豆

 伊豆市小下田の農業古屋三郎さん(72)は、駿河湾を見下ろす傾斜地の畑で、バナナを露地栽培している。今季も花が咲き始め、順調に生育している。古屋さんは「バナナ栽培を地元の新しい産業に」と夢を膨らませている。  古屋さんは10年前、ネットの通販サイトで苗1株を購入し、

「31℃はサクランボにとって致命的な高温」記録的な猛暑が影響か サクランボの『双子果』 高級サクランボ「ジュノハート」にも影響が…
2024.05.31

「31℃はサクランボにとって致命的な高温」記録的な猛暑が影響か サクランボの『双子果』 高級サクランボ「ジュノハート」にも影響が…

記録的な暑さにより「サクランボ」に異変が起きています。実が2つくっついて生育した「双子果」が例年より多く発生するなど暑さの影響がでています。青森県南部町にある留長果樹園。留長果樹園 留目秀樹園主「ここにありますね。これが『双子果』といわれる現象。202

農相「25年までに対応策」 シャインマスカット未開花症で
2024.05.28

農相「25年までに対応策」 シャインマスカット未開花症で

 ブドウ「シャインマスカット」の開花異常(未開花症)が今年も発生していることを受け、坂本哲志農相は28日の閣議後会見で、2025年度までに対応策を提示する方針を示した。現状は被害を一定に軽減する対処法はあるが予防法はなく、「原因究明と対策技術の開発を進める」と強調した。 未開花症

シャインマスカットまた未開花症 つぼみ形状「筋なし」多数
2024.05.27

シャインマスカットまた未開花症 つぼみ形状「筋なし」多数

 ブドウ「シャインマスカット」で問題となっている開花異常(未開花症)を巡り、近畿の農家から「今年もかなりの規模で発生しそう」との情報が本紙「農家の特報班」に寄せられた。まだ開花期ではないが、既につぼみに異常が出ており、未開花症の兆候ではないかとみる。確認のため、記者は現場の樹園地に急行した。<

さくらんぼ王国も「やや少ない」 山形・吉村美栄子知事「豊作と思っていた」と肩落とす
2024.05.22

さくらんぼ王国も「やや少ない」 山形・吉村美栄子知事「豊作と思っていた」と肩落とす

「さくらんぼ王国」を誇る山形県が県特産のさくらんぼについて「作柄はやや少ない」と発表したことを受け、吉村美栄子知事は22日の定例記者会見で「今年は霜の被害も少なかったので、豊作だと思っていた」と残念そうな表情を浮かべた。県さくらんぼ作柄調査委員会によると、今季の予想収穫量は1万2