弘前市長が園地視察 りんご着果にばらつき見られ収量減が心配

AI要約

弘前市の櫻田市長が市内のりんご園の現状を視察。実の付き具合にばらつきがあり、収量が減る見込み。

工藤敦さんのりんご園では高温と強風などの要因で実の付き具合に影響。収量の減少が予想されている。

市長は収入を保つために販売に力を入れる考え。工藤さんは去年の日焼け被害もあったため、今年の暑さにも警戒。

弘前市長が園地視察 りんご着果にばらつき見られ収量減が心配

弘前市の櫻田市長が市内のりんご園を視察し、着果状況にばらつきがある現状を確認しました。

弘前市石川にある工藤敦さんのりんご園では67アールの園地で「トキ」や「アンビシャス」など5品種を栽培しています。ことしはマメコバチが飛ばなかったり受粉の時期に高温と強風が重なったりしたことで、実の付き具合にばらつきがあるということです。また花が咲かなかった木も見られ、収量がいつもより3割から4割ほど減る見込みになりそうだと現状を訴えていました。

★りんご農家 工藤敦さん

「ことし花が少なかった木になります まったく実が付いていません」

★弘前市 櫻田宏市長

「実感として(着果状況に)感じがしています 高値で収量の少なさを収入を落とさないように(市では)販売に力を入れていきたい」

工藤さんの園地では猛暑だった去年は日焼けの被害もあったということで、ことしの暑さにも警戒を強めています。