絶滅危惧種のライチョウ…中央アルプスで少なくとも成鳥120羽確認、2018年以降最多に

AI要約

環境省が中央アルプスで成鳥120羽のライチョウの生息を確認したことを発表しました。

調査は60地点の縄張りと少なくとも120羽の成鳥が確認され、過去半世紀ぶりの記録となりました。

環境省はライチョウの個体数増加に取り組んでおり、動物園で繁殖させた個体を野生に返す活動を行っています。

絶滅危惧種のライチョウ…中央アルプスで少なくとも成鳥120羽確認、2018年以降最多に

中央アルプスで少なくとも成鳥120羽のライチョウの生息が確認されたことが分かりました。

環境省は、国の特別天然記念物で絶滅危惧種の二ホンライチョウについて中央アルプスで調査した結果、60地点の縄張りと、少なくとも120羽の成鳥の生息を確認したと発表しました。

調査は、今年4月下旬から、7月5日にかけて実施されたもので、およそ半世紀ぶりに中央アルプスでライチョウが確認された2018年以降、最も多い数だということです。

環境省では動物園で繁殖させたライチョウを野生にかえす取り組みなどを進めていて、担当者は、「順調に個体数が増えている」と話しています。