ペット交換用サイト通じてウサギや現金をだまし取った疑い 23歳の女を再逮捕 香川県警

AI要約

香川県警が、ペット交換用のインターネットサイトでウサギや現金をだまし取ったとして、エステ店従業員の女性を詐欺の疑いで再逮捕した。

女性はサイト上でウサギやショウガラゴの交換や販売を募集し、被害者からお金や動物をだまし取った疑いが持たれている。

女性は以前にも犬の飼い主募集で現金をだまし取った事件があり、警察は余罪の可能性があるとして捜査を行っている。

ペット交換用サイト通じてウサギや現金をだまし取った疑い 23歳の女を再逮捕 香川県警

 ペット交換用のインターネットサイトを用いて、ウサギや現金をだまし取ったとして、香川県警は9日、千葉県松戸市のエステ店従業員の女(23)を詐欺の疑いで再逮捕しました。

 警察によりますと、女は、2023年12月、サイト上に「ショウガラゴ(サルの仲間)とネザーランドドワーフ(ウサギ科)を交換する」「ショウガラゴを販売する」旨の投稿をしました。

 そして、投稿を見て交換を申し込んできた埼玉県の男性(34)に対し「ショウガラゴのブリーディングをしているのですが、飼育頭数制限の関係で数を減らさなくてはいけなくなったため、譲りに出しております」などとメールでやりとりし、この男性から10万円相当のウサギ(ネザーランドドワーフ)を受け取った疑いが持たれています。

 また、ショウガラゴの購入を申し込んできた和歌山県の男性(16)に対しては、「里親価格で5万円にてお譲り可能です」「お互いにリスクや不安があると思いますので2万いただいた後、残りの3万は到着後お振込みいただく形ではいかがでしょうか」などとメールを送信し、女が指定する口座に2万円振り込ませた疑いです。

 警察の調べに対し、女は「間違いありません。お金がほしかったのでだまし取った」と容疑を認めていて、「ショウガラゴは飼っていたけど死んだ」などと話しているということです。

 女は、インターネット上で犬の飼い主を募集しているなどとうその投稿を行い、高松市の女性から現金をだまし取ったとして6月に逮捕されていて、その捜査の中で今回の件が発覚したということです。警察は余罪があるとみて調べています。