米ディズニーで開催のチアダンス国際大会で銀 APEXの一員で福知山出身の2人躍動

AI要約

日本のAPEXチアダンスチームが米国で開催されたIASFザ・ダンス・ワールズで銀メダルを獲得

チームには福知山市出身の大学生2人が所属し、貢献

関かおりさんが立ち上げたAPEXは日本国内予選を突破して出場

米ディズニーで開催のチアダンス国際大会で銀 APEXの一員で福知山出身の2人躍動

 米国・フロリダ州のディズニーワールドでこのほど開かれたチアダンスのクラブチーム世界一を決める国際大会「IASFザ・ダンス・ワールズ」で日本の「APEXチアダンスチーム」が銀メダルに輝いた。京都府福知山市出身の大学生2人が所属していて、チームの2位入賞に貢献した。

 大学4年の梶村心愛さん=南陵中出身=と、大学2年の井上楓菜さん=成和中出身=。2人とも高校はチアダンス部がある兵庫県尼崎市の百合学院高校に、福知山から通った。

 APEXは、富士通の元チアリーダーで、チアダンサー、インストラクターとしても活躍の関かおりさんが2022年10月に立ち上げた。高校生から社会人までが所属。梶村さん、井上さんとも高校時代に関さんの指導を受けたことがあり、昨年6月にチーム入りした。

 ダンス・ワールズでは、16歳以上で、女性のみの6~15人で構成するチームが対象のオープンエリートポム部門に、日本国内予選を突破して出場した。

 同部門には16チームが出た。APEXは選手12人がポンポンを使い、調和のとれた正確な動きを見せ、梶村さんと井上さんもこれまで磨いてきたダンスの技術を発揮できた。

 関さんは「2人ともダンスのレベルが高く、チームには欠かすことのできないメンバーで、世界大会では大技を決めるなど活躍してもらえた。明るい性格でチームの盛り上げにも貢献した」とたたえた。

 梶村さんは「本番では世界大会の舞台ということに惑わされず、結果を残すことができました。2位に入れたのはとてもうれしいですが、優勝を逃したことが残念でもあります」と話していた。

 井上さんは「ずっと目標にしてきた最高の舞台で楽しく踊ることができました。大好きなメンバーと表彰台に上り、メダルをもらうことができうれしかった」と喜んでいる。