5月有効求人倍率は3カ月ぶり1・2倍に上昇 求人の持ち直し続く【長崎】
長崎県内の5月の有効求人倍率は前月に比べて上昇し、3カ月ぶりに1.2倍台に達しました。
新規有効求人倍率も45カ月連続で1.5倍を超える1.81倍となり、人手不足の状況が広範囲に及んでいます。
長崎労働局は経済活動の活性化に伴い、求人の持ち直しの動きが続いている一方、物価上昇が雇用に及ぼす影響を懸念しているとして基調判断を据え置きました。
県内の5月の有効求人倍率は1.2倍と前の月より高くなりました。
長崎労働局によりますと県内の5月の有効求人倍率は前の月を0.01ポイント上回る1.2倍でした。
1.2倍台になるのは3カ月ぶりです。
新規有効求人倍率も0.03ポイント高くなった1.81倍で、45カ月連続で1.5倍を超えました。
長崎労働局 倉永圭介 局長
「経済活動の活性化が進む中で、幅広い業種や職種での人手不足の状況が見られる」
長崎労働局は「求人の持ち直しの動きが続いているが、物価上昇が今後の雇用に与える影響を注視する必要がある」と18カ月連続で基調判断を据え置きました。