延岡市長不適切発言で議運 第三者委設置 提案見送り

AI要約

延岡市の市長が不適切な発言をしたことで、市議会が提出された第三者委員会設置の決議案を議会運営委員会にて取り上げたが、各会派の同意が得られず提案は進まなかった。

議運提出議案としての決議案は提案されないことが確認され、事件の対応が進まない状況が続いている。

設置されていない第三者委員会による調査が行われない限り、市長の不適切な発言に対する真相究明が進まない状況が続いている。

 延岡市の読谷山洋司市長が男性器の俗語を用いた不適切発言をしていた問題で、市議会の議会運営委員会(吉本靖委員長、7人)は4日、立憲民主党市議団(長友幸子団長、2人)から提出されていた第三者委員会の設置を求める決議案を、議運提出議案として本会議に提案しないことを確認した。各会派の意見集約の結果、慣例となっている全5会派の同意が得られなかった。