広島駅南口工事の進捗率は6割 「年内に橋が設置できれば」 広島労働局が工事現場の安全パトロール  

AI要約

広島電鉄の新駅ビルの建設現場で、安全パトロールが行われている。来年春の開業に向けて工事が進められている様子が伝えられる。

広島労働局などが工事現場を訪れ、安全対策の確認を行った。工事の進捗率や、新しい路線である「駅前大橋ルート」についても説明があった。

駅ビル2階へ路面電車が乗り入れる準備が進められており、工事は着々と進んでいる。今後も計画通りに進められるよう取り組みが続けられる予定だ。

広島駅南口工事の進捗率は6割 「年内に橋が設置できれば」 広島労働局が工事現場の安全パトロール  

来年春の開業を目指して工事が進む広島電鉄の「駅前大橋ルート」の建設現場で、広島労働局などが安全パトロールを行い事故防止を呼び掛けました。

【安藤記者】

「開業に向けて着々と工事が進む新駅ビル。先日発表された『ミナモア』のロゴも外壁に見えるようになりました」

来年春の開業に向けて日々姿を変えていく広島駅南口…。

こうした中、広島労働局などが4日建設現場を訪れ、十分な安全対策がとられているか、工事責任者から説明を受けながら視察しました。

【安藤記者】

「駅ビル2階に路面電車が乗り入れるための工事を行う現場に来ています。現在は、実際に路面電車が走る高さまで橋梁を下げる準備が進められています」

新駅ビルと駅前通りの地上を結ぶ路面電車の新しい路線、「駅前大橋ルート」の工事は先月18日に、駅ビル2階へ路面電車が乗り入れるための橋桁が設置されるなど進捗率はおよそ6割です。

【広電広島駅JV工事事務所 中垣 真一 所長】

「駅ビルに接続する部分は8月から橋の工事を始める予定で、年内に橋が設置できればいいかなと思い進めている」