柳ケ瀬の新名物「だるま焼き」小倉あんやカレー、夏季限定ラムネ味も 岐阜市・柳商連

AI要約

岐阜市中心市街地の柳ケ瀬商店街で新たな名物「柳ケ瀬名物だるま焼き」の販売が始まった。商店街の活性化を目指して企画され、逆境に負けない縁起物をテーマにしている。

商品開発には1カ月半をかけ、焼き芋店の店主が関わった。6種類の味が用意され、小倉あんやカレーなどが楽しめる。

1個につき10円が柳ケ瀬再生プロジェクトに活用され、木曜日に限定販売される。商店街再生のスタートとなる取り組みだ。

柳ケ瀬の新名物「だるま焼き」小倉あんやカレー、夏季限定ラムネ味も 岐阜市・柳商連

 岐阜市中心市街地の柳ケ瀬商店街の新たな名物を目指し、岐阜柳ケ瀬商店街振興組合連合会(柳商連)が企画した大判焼き「柳ケ瀬名物だるま焼き」の販売が2日、同市日ノ出町の岐阜高島屋北側で始まった。商店街のにぎわいを生み出してきた岐阜高島屋が今月末で閉店するのを受け、今後の商店街の発展を願い、逆境にも負けず起き上がる縁起物のだるまの焼き印をあしらった。

 柳商連が新たな名物を作ろうと企画し、柳ケ瀬商店街で焼き芋などを販売する「GIFUおいもYA」店主の坂本俊雄さん(45)が約1カ月半かけて商品開発に取り組んだ。味は「小倉あん」(150円)や夏季限定の「ラムネ」(180円)、カレー(200円)など6種類。小倉あんは甘さの異なるあんを複数試して選び、小豆の風味が感じられる甘さ控えめとした。

 柳商連の水野琢朗理事長(35)は、かつて柳ケ瀬の銘菓として親しまれただるまがモチーフの菓子から着想を得たと明かし、「岐阜高島屋の閉店で柳ケ瀬商店街がどうなるかという心配の声もいただく。転んでも立ち上がるだるまを名物に、柳ケ瀬再生ストーリーのスタートにしたい」と話す。

 1個につき10円が柳ケ瀬再生に向けたプロジェクトに活用される。木曜定休で午前11時から売り切れまで販売する。