香川県の路線価 32年連続の下落 高松市中心部はインバウンドに期待
AI要約
香川県の路線価は32年連続で下落し、平均変動率は0.3％となった。
全国の平均変動率は2.3％上昇だったが、四国4県の平均変動率は0.5％下落し、唯一の下落エリアとなった。
高松市の丸亀町商店街では路線価が1平方メートルあたり37万円であり、2年連続で上昇している。
相続税などを計算する時に基準となる土地の価格、「路線価」が発表されました。香川県の平均変動率は0.3％の下落でした。32年連続の下落で、下げ幅は2023年より0.3ポイント小さくなりました。
全国の平均変動率は2.3％の「上昇」でしたが、高松国税局が管轄する四国4県の平均変動率は0.5％の「下落」で、全国12のエリアの中で「唯一の下落」でした。
高松市で最も路線価が高い丸亀町商店街は1平方メートルあたり、37万円で2023年より2.8％上昇しました。2年連続の上昇です。
高松国税局は「2023年8月に商店街にディスカウントストア大手『ドン・キホーテ』がオープンするなど商況の向上が見られていて、インバウンド効果も期待される」としています。
