賞喜び、競技普及も 参加者が奄美市長表敬 県障害者スポーツ大会

AI要約

安田市長を表敬訪問した奄美の参加者が障害者スポーツ大会での入賞喜びや全国大会への意気込みを語る。

奄美市からの出場選手の中で3人が全国大会出場を決める。競技普及の思いも強く語られる。

ボッチャ競技で3位となった選手も参加者全体が全国大会への意欲を示し、競技の普及に熱意をもつ。

賞喜び、競技普及も 参加者が奄美市長表敬 県障害者スポーツ大会

 5月19、26の両日に鹿児島市で開かれた第18回県障害者スポーツ大会で上位入賞した奄美からの参加者のうち10人が28日、奄美市役所に安田壮平市長を表敬訪問し、入賞の喜びと競技普及への思いを語った。

 同大会は10月に佐賀県である第23回全国障害者スポーツ大会「SAGA2024全障スポ」の予選も兼ねて開催。奄美市の出場選手のうち3人が全国大会出場を決めている。

 陸上・砲丸投げで1位になった奄美市身体障害者協会の里島光一郎会長は「障がいがある人が一人でも多く上を目指してくれたらうれしい」と話し、参加者らは「6連覇した」「昨年より良い成績を出せた」「(全国に向けて)練習を頑張りたい」など喜びの報告や全国大会への意気込みが聞かれた。

 2021年の東京パラリンピックでも注目されたボッチャ競技で3位となった村山翔さんは「この大会をきっかけにいろんな人にボッチャを知ってもらい、より多くの人に参加してもらいたい」と競技普及へ向けた思いも語った。

 安田市長は「活躍は素晴らしい。今後のスポーツ大会にも弾みがつく。地域のため自身のためにも頑張ってもらいたい」とたたえた。