天気崩れる予兆?…太陽を囲む“円形の虹”「日暈」が福井県内各地で観測 警報級の大雨か

AI要約

福井県各地で日暈(ひがさ)が見られる。太陽を中心に虹色の輪が空に浮かぶ幻想的な光景に道行く人たちは見入っている。

日暈は太陽や月が薄い雲に包まれた際に起こる現象で、氷の粒で光が屈折して輪が見える。輪の内側が赤色、外側が紫色になる。

29日にかけて福井県では警報級の大雨になる可能性が高く、梅雨前線の影響で天気が崩れやすい状況となっている。

天気崩れる予兆?…太陽を囲む“円形の虹”「日暈」が福井県内各地で観測 警報級の大雨か

 太陽の周りに虹色の輪ができる現象「日暈(ひがさ)」が6月27日、福井県大野市など県内各地で見られた。道行く人たちは、太陽を中心に“円形の虹”が空に浮かぶ幻想的な光景に見入っていた。

 福井地方気象台によると、太陽や月が薄い雲に包まれた際、雲に含まれる氷の粒で光が屈折し、光の輪が見える現象。輪の内側が赤色、外側が紫色になるという。

 低気圧の近くなどで観測されるため、天気が崩れやすくなるとされる。同気象台によると、28日は北陸付近に梅雨前線が北上する見込みで、県内は29日にかけて警報級の大雨となる可能性がある。