佐賀県立大構想、入学者の受け入れ方針を来春までに取りまとめ…26年10月の設置認可申請目指す

AI要約

佐賀県が2028年春の開学を目指している県立大構想に関する方針を示した。

県は入学者の受け入れなどに関する方針を来春までにまとめる予定で、募集要項の作成などにつながる。

県は教育方針の基本的な考え方を元に卒業認定や学位授与、入学者の受け入れ方針を取りまとめるとしている。

教育方針の基本的な考え方の案が公表された後、詳細なカリキュラム編成や入試制度、教員採用などの制度設計が進められる予定。

県は早ければ26年10月に文部科学省への設置認可申請を目指すとしている。

県は専門家チームを中心に議論を進め、教員人事などの具体化プログラムを精力的に検討していくことを明言している。

 佐賀県が2028年春の開学を目指している県立大構想を巡り、県は26日、入学者の受け入れなどに関する方針を来春までに取りまとめる方向性を示した。方針は募集要項の作成などにつながる。

 県議会総務常任委員会で、土井敏行委員(自民)の質問に答えた。

 県は今月、大学教育の基本姿勢を示す「教育方針の基本的な考え方」の案を公表。これを元に卒業認定や学位授与、入学者の受け入れなどに関する方針を取りまとめる。その後、詳細なカリキュラム編成や入試制度、教員採用など詳細な制度設計を進めていく。早ければ26年10月に文部科学省への設置認可申請を目指す。

 県の担当者は「(教員人事などの『具体化プログラム』を検討する)専門家チームを中心に、精力的に議論を進めていく」としている。