岐阜市の施設でも入所者から食材費を過大徴収 グループホーム運営の「恵」
全国で障害者向けのグループホームを運営する「恵」が食材費の過大徴収やサービス報酬の不正請求を行っていた問題が発覚。
岐阜市の施設でも食材費の過大徴収があったことが分かり、市長が明らかに。
市は過大徴収分を入所者に返還するよう指導し、調査結果は公表予定。
全国で障害者向けのグループホームを運営する「恵」が食材費の過大徴収やサービス報酬の不正請求を行っていた問題で、岐阜市の施設でも食材費の過大徴収があったことが分かりました。
岐阜市の柴橋正直市長は26日の会見で「恵」が運営する市内のグループホーム2カ所で、入所者からの食材費を過大に徴収していたと明らかにしました。
去年6月、厚生労働省からの依頼で実施した市の調査で把握したということです。
市は今年2月、2つの施設に対し過大に徴収した分を入所者らに返還するよう指導しました。
6月10日までに返還が完了しているということです。
過大徴収の件数や金額については、サービス報酬の不正請求についての調査を終えてからあわせて公表する方針です。