香川県で労災死亡事故が半年で7件 労働局が緊急警報を発出 2022年3月以来

AI要約

香川県では2024年に入ってから労災死亡事故が急増し、7件が発生している。

死亡事故の原因はさまざまで、墜落・転落などが主な要因とされている。

香川労働局は緊急警報を発出し、事業所に安全対策の徹底を呼びかけている。

香川県で労災死亡事故が半年で7件 労働局が緊急警報を発出 2022年3月以来

 香川県では2024年に入ってから労災死亡事故が7件発生しました。統計が残る1952年以来、過去最少の4件だった23年に比べて大幅に増加していて、24日、香川労働局が多発緊急警報を発出しました。

 香川労働局によりますと、2024年1月から6月25日までに、労災事故で20代から70代までの7人が亡くなりました。死亡事故の内訳は「墜落・転落」が3件、「転倒」「はさまれ・巻き込まれ」「激突」「切れ・こすれ」がそれぞれ1件でした。

 これを受けて、香川労働局は事業所に対して、リスクアセスメントや安全教育など基本的な安全対策を徹底するよう呼び掛けました。

 緊急警報の発出は2022年3月以来で、期間は6月24日から8月31日までです。