「秘密の打ち方教える」パチンコの「打ち子」に誘い128万円だまし取る 会社役員の男を逮捕〈仙台〉

AI要約

仙台市の女性から128万円をだまし取った打ち子詐欺の犯人が逮捕された。

男は架空の会社の社員を装い、女性にパチンコの勝ち方を教える代金をだまし取った。

女性が不審に感じて警察に相談し、特殊詐欺事件として捜査が進められている。

「秘密の打ち方教える」パチンコの「打ち子」に誘い128万円だまし取る 会社役員の男を逮捕〈仙台〉

パチンコを代わりに打つ「打ち子」と呼ばれる副業に誘い、秘密の打ち方を教える代金などの名目で仙台市の女性から128万円をだまし取ったとして、会社役員の38歳の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは東京都昭島市に住む会社役員の男(38)です。

警察によりますと、男は何者かと共謀し2018年2月、架空の会社の社員を名乗り「打ち子副業、最低日給5万円以上を保証」などと記したメールを仙台市青葉区の40代女性に送りました。メールを見た女性が男に電話をすると「金を払えばパチンコの勝ち方を教える」と言われ、話を信じた女性は男に指定された口座に登録料として3万円を入金しました。その後、共犯の人物が女性に電話をかけ「必ず勝てる、もっといい方法がある」などとうそを言い、4回にわたり合計128万円をだまし取ったということです。

警察の調べに対し、男は「詐欺はやっていません」と容疑を否認しています。

女性は4回目に要求された金額が200万円と高額だったことから不審に思い、警察に相談して被害が発覚しました。警察は特殊詐欺事件として、共謀者や余罪の有無など慎重に捜査を進めています。