育て!ど根性スイカ2世、種から育てた苗を畑に植え替え…咲くやこの花館

AI要約

大阪市北区梅田の御堂筋で自生していたスイカの種から育てた苗が「ど根性スイカ」として話題になる。

市はスイカを展示後、同館で実を味見し、2世を育てるために種を採取して保存した。

職員は小雨の中で発芽した苗を畑に植え込み、元気に育って実を付けることを期待している。

 育て、ど根性スイカ2世――。大阪市北区梅田の御堂筋で自生していたスイカの種から育てた苗が23日、大阪市鶴見区の植物園「咲くやこの花館」の畑に植え替えられた。

 スイカは昨年10月、市が御堂筋の中央分離帯で実を付けているのを見つけた。過酷な環境でけなげに育つ様子に、「ど根性スイカ」として話題になった。

 市はプランターに植え替えて同館で展示後、市民らが実を味見した。同館は、2世を育てようと種を採取して保存し、今年5月にまいた。

 職員はこの日、小雨が降る中、発芽した5株の苗を敷地内の畑に植え込んだ。担当者は「元気に育って、実を付けてほしい」と話していた。