中田英寿さん、大分・日田市の地方創生フォーラムで発言

AI要約

日本青年会議所九州地区大分ブロック協議会主催の「第57回大分ブロック大会inひた」が15日、日田市のパトリア日田で開催されました。

地方創生フォーラムでは、幸せな生活や地域の持続可能性について議論が行われ、観光振興や地域活性化の重要性が強調されました。

フォーラムは一般市民も参加し500人が集まり、地域の魅力向上に向けた活発な意見交換が行われました。

中田英寿さん、大分・日田市の地方創生フォーラムで発言

 日本青年会議所九州地区大分ブロック協議会主催の「第57回大分ブロック大会inひた」が15日、日田市のパトリア日田であり、記念式典と地方創生フォーラムがあった。

 同フォーラムの第1部は元プロサッカー選手で実業家の中田英寿さんと、県議の岡野涼子さんのトークセッション。岡野さんが「県や日田市の人口が減る中で、持続可能な地域になるには何が必要か。青年会議所としては、観光振興が一つの手法と考えているが」と問うと、中田さんは「何のために経済活動をするのか。幸せな生活についての定義がない中で、経済活動の話だけをしてもしょうがない」と述べ、幸せについて考えることの必要性を強調した。

 第2部は「魅力ある大分県を世界に発信する為には」をテーマに岡野さん、別府大国際経営学部専任講師の小野貴史さん、本野はきもの工業(日田市)代表で日田下駄(げた)職人の本野雅幸さんが意見交換。「観光人材を増やすべきだ」などの発言があった。

 同フォーラムは一般市民にも開放され約500人が集った。 (西山忠宏)