彦根で「仏壇仏具の供養会」 読経の中、おたき上げも

AI要約

彦根市で行われた仏壇仏具の供養会について、彦根仏壇事業協同組合と同組合青年部が主催し、仏壇20本と仏具約500点が供養された。

供養会では厳粛な雰囲気の中、住職による読経が行われ、元持ち主らが仏壇を供養した。

供養後の仏壇などは専門業者に引き渡される予定で、同組合と青年部では仏壇の引き取りを有料で受け付けている。

彦根で「仏壇仏具の供養会」 読経の中、おたき上げも

 彦根仏壇事業協同組合と同組合青年部による「仏壇仏具の供養会」が6月11日、彦根市芹川町の井上仏壇(彦根市芹中町)の駐車場に設けた特設会場で開催された。(彦根経済新聞)

 41回目となる今年は仏壇20本と仏具約500点が特設会場に並んだ。供養会には、両団体の組合員や仏壇などを納めた元持ち主らが参列。住職による読経が響く厳粛な雰囲気の中、仏壇を納めた元持ち主らが供養した。

 同組合の井上昌一理事長が「仏壇の最後の場に立ち寄っていただき感謝している」と礼を述べ、同組合青年部の河村春樹部長が「丁寧に参らせていただきたい」とあいさつした。

 済福寺(芹川町)の住職が読経しながら仏壇一本ずつを供養する中、青年部のメンバーによって仏具のおたき上げが行われた。その後、両団体の組合員や参列者たちが一人ずつ焼香しながら手を合わせた。

 供養後の仏壇などは専門業者に引き渡される予定。同組合と青年部では仏壇の引き取りを有料で受け付けている。