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南海トラフ地震観測網 来月1日から試験運用開始
防災科学技術研究所は南海トラフ巨大地震に備えて地震・津波観測システム「N―net」の試験運用を7月1日から始める。
システムを構成する沖合と沿岸の設備のうち、沖合の整備は完了し、設置海域周辺の地震は最大約20秒、津波は最大約20分早く検知できるようになる。
防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は18日、南海トラフ巨大地震に備えて本県沖などで設置を進める地震・津波観測システム「N―net(エヌネット)」について、7月1日から試験運用を始めると発表した。システムを構成する沖合と沿岸の設備のうち、沖合の整備が完了。設置海域周辺の地震は最大約20秒、津波は最大約20分早く検知できるようになる。