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旬のサクランボ、仙台で初競り 山形県産佐藤錦や紅秀峰
山形県産サクランボの競りが仙台市で始まり、初日には4品種約2.8トンが入荷。
収穫量は昨年より少ないものの、味も形も良いサクランボが多く収穫されている。
競りは今週から1カ月間行われ、今年のサクランボは短い旬になる見込み。
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旬を迎えた山形県産サクランボの競りが17日、仙台市若林区の市中央卸売市場で始まった。初日は「佐藤錦」や「紅秀峰」など4品種、計約2・8トンが入荷した。
午前6時、競り人の小気味よいかけ声とともに、仲卸業者ら約20人が次々と競り落とした。佐藤錦約100キロが競りにかけられ、最高値は1キロ当たり約1200円で例年並みだった。
仙台あおば青果(若林区)によると、収穫のピークは今週で、昨年と今年の暑さの影響を受けて小ぶりだが、味も形も良いサクランボが多い。収穫量は昨年より2割ほど少ない見通し。 果実1部の郷右近憲彦部長(50)は「今年は6月いっぱいまでの短い旬になりそう。今しか味わえないおいしさを楽しんでほしい」と話した。
例年、同市場での競りは6月上旬から約1カ月行われる。