七尾の笠井水産破産開始決定

AI要約

笠井水産は金沢地裁から破産開始決定を受けた水産物販売会社で、負債総額は約1億2460万円とされる。

この会社は1985年創業し、地元市場から鮮魚を仕入れていたが、業績低迷や能登半島地震の影響で厳しい状況に直面していた。

 東京商工リサーチ金沢支店によると、水産物販売の笠井水産(七尾市大田町、笠井謙一社長)は17日までに、金沢地裁七尾支部から破産開始決定を受けた。同支店は負債総額を約1億2460万円とみている。

 笠井水産は1985年創業。地元市場などから鮮魚を仕入れ、冷凍魚や塩干魚を販売していた。業績の低迷に加え、能登半島地震の影響で、先行きの業況が厳しさを増したとみられる。