眠れないほどのスマホ使用ダメ! 岐阜・高山、荘川中で親子「眠育」教室

AI要約

スマホなどの使いすぎによる睡眠不足問題について考える「親子眠育教室」が開催され、参加者が睡眠の重要性を学び、スマホ利用ルールについて話し合いました。

荘川小・中学校で合同で開催された教室では、家庭内での情報機器の利用増加や低年齢化による子どもの睡眠不足に焦点が当てられました。

講師からは、スポーツ選手の睡眠の重要性やブルーライトの影響について説明があり、スマホ利用のルール作りが重要であることが強調されました。

眠れないほどのスマホ使用ダメ! 岐阜・高山、荘川中で親子「眠育」教室

 スマホなどの使いすぎによる睡眠不足問題について考える「親子眠育教室」が14日、岐阜県高山市荘川町の荘川中学校で開かれた。参加した小中学生や保護者らが睡眠の大切さを学んだほか、スマホやタブレットの利用ルールなどについて話し合った。

 家庭内での情報機器の利用増加や低年齢化が進む中で、深刻な課題となっている子どもの睡眠不足について考えようと荘川小・中学校が合同で実施。児童、生徒計約40人と保護者らが参加した。

 講師を務めた日枝中学校(同市森下町)の蒲成人主幹教諭は、著名なスポーツ選手が睡眠をしっかり取っていることを例に挙げ、「自分の力を100%出すため」などとその大切さを強調した。またブルーライトは頭を興奮させるため睡眠不足につながる、と説明。スマホなどの使用時間を決めるなど、ルール作りが大切とアドバイスし、参加親子らが家庭内でのルールを相談した。

 母親とのルール決めで、「夕飯の後はブルーライトを浴びない」と話し合ったという4年の児童(9)は、「ブルーライトの説明など思い当たることが多かった。睡眠が大切なことがよく分かった」と話した。