レノファ、若月大和の1点を守り抜き群馬に勝利

AI要約

サッカーJ2レノファ山口はザスパ群馬との試合で1-0で勝利し、勝ち点を34に伸ばして4位に上がった。

若月大和のゴールで1点リードしたものの、後半は相手の攻撃に苦しんだが守り抜いた。

攻守のバランスを保ちつつ戦術を使い分け、結果を残した試合となった。

 サッカーJ2レノファ山口はリーグ戦第20節の16日、群馬県前橋市の正田醤油スタジアム群馬でザスパ群馬と対戦。天皇杯2回戦の勝利から中3日、同じ会場で同じチームを相手に1―0で勝った。勝ち点を34に伸ばし、順位を4位に上げた。

 序盤から長短のパスを織り交ぜてボールを動かし、敵陣に押し込む場面を多く作った。前半26分、右サイドを基点に流れるようなパスワークでボールを運び、最後はFW若月大和がペナルティーエリア手前中央から左足を振り、ゴール左下に決めた。43分には、自陣から速攻を仕掛け、MF河野孝汰が相手GKと1対1の決定機を迎えたが、右足で放ったシュートはゴール右に外れ、1―0で試合を折り返した。

 後半は人数をかけて攻撃を仕掛ける相手に手を焼いた。攻撃的な選手を入れ替えても流れは変わらず、守備的な選手を投入し、立ち位置を変えて応戦。状況に合わせた戦いで時計の針を進め、前半の1点を守り抜いた。