80歳女性が6500万円詐欺被害 警察官ら名乗る電話「薬物売買の収益が入金された」 洲本

AI要約

兵庫県洲本市の女性(80)が6500万円を詐欺でだまし取られた被害を県警に届け出。

詐欺グループが通信事業者や警察官を名乗り、口座の情報をだまし取り、6月までに約6517万円を送金。

女性は被害に気付くも、詐欺グループは行方不明に。

80歳女性が6500万円詐欺被害 警察官ら名乗る電話「薬物売買の収益が入金された」 洲本

 14日午前、兵庫県洲本市の女性(80)が「詐欺に遭った」と県警洲本署に被害を届け出た。約6500万円をだまし取られたといい、同署は詐欺事件として調べる。

 同署によると、女性宅に4月初旬、通信事業者、警視庁の警察官、検事を名乗る男から「薬物売買の収益があなた名義の口座に入金されている」「口座の履歴を確認するためネットバンキングを使う手続きを進めて」などと電話があった。

 女性は指示通り口座をインターネットバンキングで使えるようにし、相手にIDとパスワードを伝えた。その後、6月3日までに約6517万円が何者かの口座に送金されたという。相手と連絡が取れなくなったため被害に気付いた。