「介護施設の入居権を譲る」金融庁の職員を名乗る男から不審な電話が相次ぐ「警察沙汰になってしまう」「口座番号を教えてほしい」などにのらないで!(山形)

AI要約
昨日、山形県内で金融庁職員を名乗る男から不審な電話が相次いでおり、警察が注意を呼びかけている。被害者は入所権を譲るという話を持ちかけられ、口座番号を教えろと要求されていた。被害者は不審に感じ、警察に相談したため被害には遭わなかった。
「介護施設の入居権を譲る」金融庁の職員を名乗る男から不審な電話が相次ぐ「警察沙汰になってしまう」「口座番号を教えてほしい」などにのらないで!(山形)

きのう、山形県内では、金融庁の職員を名乗る男から「介護施設の入居権を譲る」などという不審な電話が相次いで確認され、警察が注意を呼びかけています。

警察によりますと、きのう正午ごろ、山形市の80代女性の自宅の固定電話に金融庁監察課の職員を名乗る男から「先日の件で、他に使っている通帳はありますか」などと電話があったということです。

女性の家には、先月下旬から3回にわたり実在するデイケアサービス事業会社や損害保険会社の担当者を名乗る男から「施設に入所する権利が当たりましたが、入所しますか。天童市の方に権利を譲ります。お金を振り込むので口座番号を教えてほしい。お金を振り込んでくれないと警察沙汰になってしまう」などと電話が来ていました。

このことから女性は自宅にきた電話を不審に思い、警察に相談して、被害には遭いませんでした。

きのう、山形県内では、酒田市内でも同様の不審電話が1件確認されていて、警察が注意を呼びかけています。