スイカの季節到来 ハウス栽培の出荷始まる

AI要約

JA松本ハイランドすいか共選所でハウス栽培のスイカの出荷が始まり、約1000玉が持ち込まれて試食も行われた。

今年は生育に遅れが心配されたが、良い天候に恵まれて平年並みの出荷時期となった。

ハウススイカや露地スイカの出荷時期や農家の取り組みについても紹介された。

スイカの季節到来 ハウス栽培の出荷始まる

 長野県松本市波田のJA松本ハイランドすいか共選所で13日、ハウス栽培のスイカの出荷が始まった。初日は2軒の農家から約1000玉が持ち込まれ、試食も行われて「甘くておいしい」とPRした。

 今年は3月に雨が多く生育の遅れが心配されたが、それ以降は好天に恵まれて平年並みの出荷時期となった。サンプルで抜き出されたスイカは検査で中心部の糖度が12.5度あり、試食したすいか部会の村上邦宏副部会長(55)は「シャリシャリ感があって甘くておいしいスイカができた。皆さんに食べてほしい」と呼び掛けた。

 ハウススイカは7月初旬までに8軒の農家が約4000ケース(1ケース2玉)を出荷し、同JA直営の農産物直売所や地元量販店で販売される。露地スイカは7月上旬に出荷が始まり、7月下旬~8月中旬がピークとなる。