あきる野の特産品「秋川とうもろこし」 出荷量が日ごとに増える

AI要約

あきる野市で収穫された秋川とうもろこしが地元の直売所に並び始めた。トウモロコシ畑が広がる五日市街道沿いには、人気の品種が豊富に揃っている。

JAあきがわスイートコーン部会の会員らが新鮮なトウモロコシを出荷しており、トウモロコシ街道として知られる風景が広がっている。

若手農家がトウモロコシの栽培を通じて農業の魅力を語る中、トウモロコシの楽しみ方や収穫時期についても紹介されている。

あきる野の特産品「秋川とうもろこし」 出荷量が日ごとに増える

 あきる野市の特産品「秋川とうもろこし」が地元の農産物直売所に並び始めた。JAあきがわ「秋川ファーマーズセンター」(あきる野市二宮、TEL 042-559-1600)の売り場には収穫したてのトウモロコシが日を追って増えている。(西多摩経済新聞)

 同市を横断する五日市街道沿いに広がるグリーンベルトは一面のトウモロコシ畑。畑と露店売りが道端に並ぶ風景から別名「トウモロコシ街道」と呼ばれてきた。

 収穫は早いものが5月下旬に始まり、6月下旬から旬を迎える。品種は人気のゴールドラッシュをはじめ、ミエルコーン、ミルキースイーツ、ピュアホワイトなど種類豊富で、増加傾向にある。

 同街道沿いにある同センターには、JAあきがわスイートコーン部会の会員らが出荷した新鮮なトウモロコシが、旬になれば山のように並ぶ。

 同部会会員で就農4年目の田中圭吾さんは「恵スターや雪の妖精などを生産し、6月8日に出荷を始めた。他にシイタケや大根なども栽培している。天候に左右させる辛さはあるが、自分のペースで仕事に打ち込めるのが農業の魅力」と話す。

 トウモロコシは9月初めまで楽しめるという。