口頭で秘密漏えいか、前池田町長官製談合疑い 岐阜・大垣市の業者に
AI要約
岐阜県揖斐郡池田町の前町長が逮捕された保育園の空調機設置工事の入札指名競争に関する疑いについて。
指名業者名が漏れていた可能性が浮上し、県警が関係者を調査中。
逮捕容疑は入札の公正を妨害した疑い。
岐阜県揖斐郡池田町が発注した保育園の空調機設置工事の指名競争入札を巡り、官製談合防止法違反などの疑いで逮捕された前町長の岡崎和夫容疑者（76）=同町=が、指名業者名を事前に漏らしたとされる入札参加業者に電話または直接口頭で伝えていたとみられることが13日、関係者への取材で分かった。
県警によると、入札は2022年7月12日に行われ、大垣市と揖斐郡の業者5社が参加し、大垣市の業者が1330万円（税抜き）で落札した。予定価格は非公表。他の4社は1350万～1470万円（同）を提示した。関係者によると、岡崎容疑者は落札した大垣市の業者に事前に指名業者名を漏らしたとみられている。
県警は岡崎容疑者と業者の関係性や動機などについて詳しく調べている。
岡崎容疑者の逮捕容疑は、町長だった22年7月上旬、町立温知保育園の空調機設置工事を巡り、秘密事項である指名業者名を入札の参加者に漏らし、入札の公正を妨害した疑い。
