愛媛健康プロジェクト14日から第3弾
愛媛県で特定健康診査の受診率を向上させるプロジェクトが始まる。
過去2年間で受診率が向上しているものの、さらなる改善が必要とされている。
県総合保健協会は引き続き受診率の向上を目指す。
全国平均より低い特定健康診査の受診率などの向上を目指すプロジェクトの第3弾が14日からスタートします。
愛媛健康プロジェクトはテレビCMやSNSなどを通じて、特定健診の受診を促そうと、県総合保健協会と東京に本社を置く医療マーケティング会社・キャンサースキャンがおととしからスタートさせ、今年で3年目です。
14日はプロジェクト第3弾の発表会があり、県総合保健協会が県内の受診率は2022年度で33.2%と、プロジェクトの始まる直前から2.5ポイント向上したと報告しました。
ただ、成果が出ているものの、さらなる向上のためには受診しやすい雰囲気作りが必要として、あすから新たなCMを放送する予定です。
県総合保健協会の栄浩司専務は「早期治療や生活改善などにもつながるのでぜひ継続して受診してもらいたい」としています。
県総合保健協会ではプロジェクトを通じて、県内の受診率を2年後には全国平均程度の38%を目指すとともに、継続的な受診につなげていきたいとしています。