2022年のショベルカー横転死亡事故 栗原市の土木工事会社など書類送検<宮城>

AI要約

2022年6月、栗原市志波姫の工事現場でショベルカーが横転し、男性作業員が死亡した事故で、労働基準監督署は現場代理人や土木工事会社に労働安全衛生法違反の疑いで書類送検した。

事故ではショベルカーが約2トンのコンテナバッグをつり上げていた際に横転し、適切な対応がなされていなかったことが明らかになった。

労働安全衛生法違反の疑いがある点から、事故の原因として適切な機械の使用が重要であることが指摘されている。

2022年のショベルカー横転死亡事故 栗原市の土木工事会社など書類送検<宮城>

2022年6月、栗原市志波姫の工事現場でショベルカーが横転し、下敷きとなった男性作業員が死亡した事故について労働基準監督署は12日、市内の土木工事会社「丸久組」と現場代理人だった40代の男性1人について労働安全衛生法違反の疑いで仙台地検に書類送検した。

労働基準監督署の発表によると当時、ショベルカーは内容物を含む重量が約2トンのフレキシブルコンテナバッグをつり上げていた際に横転したが、移動式クレーン仕様に切り替えることなく作業が行われていたという。

労働安全衛生法では車両系建設機械を主な用途以外で使用することを制限していて、ショベルカーを荷物のつり上げに使用していたことは法律違反の疑いがあるとしている。