山形県内で今シーズン初のサクランボ盗難被害 「紅さやか」など60キロ盗まれる 用水路に捨てられる被害も

AI要約

山形県長井市のサクランボ畑から約60キロの「紅さやか」が盗まれた事件が発生。

被害に遭った男性の証言や状況、警察の調査結果が明らかになっている。

山形県内で今シーズン初めてのサクランボ盗難被害として報告されている。

山形県内で今シーズン初のサクランボ盗難被害 「紅さやか」など60キロ盗まれる 用水路に捨てられる被害も

山形県長井市のサクランボ畑から収穫直前の「紅さやか」などおよそ60キロが盗まれたと9日、警察に通報がありました。山形県内でサクランボ盗難の被害の届け出は今シーズン初めてです。

被害に遭ったのは、長井市寺泉の農業の男性(47)が所有するサクランボ畑です。

警察の調べによりますと、5月28日から9日午前4時ごろまでの間に、収穫を間近に控えた「紅さやか」と「香夏錦」あわせておよそ60キロ、時価14万2500円相当が盗まれたと男性から110番通報がありました。

被害に遭った男性「これは手で折られている」

畑のビニールハウス内には合わせて45本のサクランボの木があり、このうち3本がはさみなどの刃物を使って枝ごと切り取られていたということです。男性は、盗まれたとみられるサクランボのうち色づいていない実が畑の近くの用水路に捨てられているのを発見し、警察に通報したということです。

被害にあった男性「用水路に何本も枝があって、サクランボもそこから捨てたんだろう。実をもがれた上に捨てられていた時の気分は自分はとても頭にきた」

県によりますと、県内でサクランボの盗難被害の届け出があったのは今シーズン初めてです。