医師の指示守らず "意識もうろう" 運転…小学4年の男子児童をワンボックスカーではねて死亡させた64歳男 過失運転致死罪で起訴…死亡事故の直前に"物損事故"起こしていたことが判明
AI要約
札幌市豊平区で9歳の小学4年生が横断歩道上でワンボックスカーにはねられ死亡した事故で、64歳の運転手が過失運転致死の罪で起訴されました。
運転手は持病により意識がもうろうとした状態で運転し、食事をとらずに薬を服用したことが原因だった。
事故前にも別の物損事故を起こしており、警察の調査に対し過失を認めていました。
札幌市豊平区で5月16日、9歳の小学4年の男の子が登校中、横断歩道上でワンボックスカーにはねられ死亡した事故で、逮捕された64歳の運転手の男が起訴されました。
過失運転致死の罪で起訴されたのは札幌市豊平区の会社員、花田光夫被告（64）です。
起訴状によりますと花田被告は5月16日、持病により意識がもうろうとした状態でワンボックスカーを運転し、札幌市豊平区で青信号の横断歩道を渡っていた小学4年生の男の子（9）をはねとばし腹腔内出血で死亡させた罪に問われています。
花田被告には持病があり、薬を服用したあとは食事をとる必要がありましたが、事故当日は服薬後も食事をとらず、意識障害に陥る危険があることを認識しながら運転。
注意義務を怠った結果、意識障害に陥り、意識が低下したまま運転を続けて死亡事故を起こしました。
また関係者によりますと花田被告は死亡事故の直前にも、現場付近でポールに衝突する物損事故を起こしていました。
警察のこれまでの調べに対し花田被告は「私がちゃんと信号を確認していないばかりに相手の小学生をはねてしまった」などと話していました。
