拳銃の手入れ中、巡査が実弾1発を誤射 けが人なし、銃弾は机を貫通 佐賀北署内で

AI要約

佐賀県警は4日、佐賀北署で20代女性巡査が拳銃の手入れ中に実弾1発を誤射したと発表。けが人はいなかった。

巡査は銃弾を取り出す際に誤って発射し、机を貫通。国家公安委員会規則で拳銃の手入れは月1回以上行うことになっている。

県警は拳銃の安全管理を徹底し、再発防止に努めるとコメント。

拳銃の手入れ中、巡査が実弾1発を誤射 けが人なし、銃弾は机を貫通 佐賀北署内で

 佐賀県警は4日、佐賀北署(佐賀市)の拳銃庫で拳銃の手入れをしようとしていた同署地域課の20代女性巡査が実弾1発を誤射したと発表した。けが人はいなかった。

 県警警務課によると、巡査は同日午前10時半ごろ、拳銃庫で、勤務で携帯していた回転式拳銃1丁を保管場所に戻す前に手入れをしようとした。銃弾を取り出す際に誤って銃弾1発を下に向けて発射し、机を貫通した。拳銃庫には巡査部長もおり、警部補も立ち会っていた。銃弾は拳銃庫内で発見されている。

 国家公安委員会規則で拳銃の手入れは月1回以上行うように定められている。巡査は「誤って発射してしまった」などと話したという。県警の井上利彦警務課長は「拳銃の安全管理を徹底し、再発防止に努める」などとコメントした。