ロケット?航空機?物体漂着 北側の浜辺、釣り人が発見 西表島 沖縄

AI要約

竹富町西表島の浜辺で謎の物体が漂着し、ロケットや航空機の破片と思われる発見があった。

発見された物体は破片であり、大きさや材質、色などからその起源や経緯について疑問が残っている。

地元当局が現場調査を行い、今後の取り扱いについて海上保安部と協議すると発表した。

ロケット?航空機?物体漂着 北側の浜辺、釣り人が発見 西表島 沖縄

 2日午後2時ごろ、竹富町西表島の北側の浜辺でロケットや航空機の一部とみられる物体が漂着しているのが見つかった。西表在住の高山雄介さん(42)が釣りをしていた時に見つけた。高山さんは「びっくりした。ロケットか航空機の破片かと思った。(ロケットの先端部分にある)衛星の保護カバー『フェアリング』にも似ている」として、警察などに通報した。

 高山さんによると、板状の破片は縦約2メートル50センチ、幅約1メートルで、アルミ製のような材質。白っぽい表面に黒く焦げたすすのようなものが付いている。一部、数字の3のような文字がある。熱はなかったという。

 高山さんは「貝が付着していなかったので長い時間は漂流していないのではないか。ただ、サビや擦れもあるのでそんなに新しいものでもないのでは」と“謎の物体”に想像を膨らませた。

 高山さんからの連絡を受け八重山署の署員が3日、現場でこの物体の長さや臭いの有無などを調べたという。署は今後、この物体の扱いについて石垣海上保安部と町と協議していくとした。