ソロダンサー渡辺真由さんがデビュー 福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズのフラガール

AI要約

福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズで第79代ソロダンサーに選ばれた渡辺真由さんがデビュー公演を成功させた。

幼少期からハワイアンズのショーに憧れ、2018年にデビューを果たすまでの経緯や苦労が描かれている。

公演では力強くかれんな踊りを披露し、今後も目標に向かって成長していく決意を示した。

ソロダンサー渡辺真由さんがデビュー 福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズのフラガール

 福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズの「フラガール」(スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム)の第79代ソロダンサーに選ばれた渡辺真由さん(54期生、いわき市出身)のデビュー公演は31日夜、同施設で開かれた。

 渡辺さんは幼いころからハワイアンズのショーを何度も見てきた。転機が訪れたのは小学生時代。デビュー前のソロダンサーが熱心に稽古に取り組む姿に、ショーで輝く姿とは違う魅力を感じ、憧れを抱いた。

 フラガールを志した渡辺さんは2018(平成30)年4月にハワイアンズを運営する常磐興産に入社。同時に常磐音楽舞踊学院に入学し、同年8月にステージデビューを果たした。当時から目標は一貫して「見ている人の心を動かし、希望になれるダンサー」。自信を無くした時期もあったが、踊ることで自分と向き合って目標を再確認し、つらい時期を乗り越えてきた。

 ソロダンサーに与えられるソロネームはプルメリアの花を意味するハワイ語を用いて、「プアメリア真由」。「プルメリアの花のように愛らしい」という意味が込められている。

 ソロデビュー公演では白い衣装に身を包み、力強くかれんな踊りを披露した。公演後、「たくさんの人に自分の踊りを見てもらえて幸せを感じた。今後も向上心を忘れず、目標を胸に取り組んでいきたい」と決意を語った。