福井県内の宿泊業求人が5カ月ぶり減少 北陸新幹線開業による旅館の求人に落ち着き

AI要約

福井労働局が発表した4月の雇用失業情勢によると、宿泊業の求人が5カ月ぶりに減少しました。

宿泊業の求人減少は、北陸新幹線の県内開業による影響が落ち着いたためだとされています。

有効求人倍率は1.94倍で全国トップを維持しており、雇用市場は引き続き好調ですが、物価上昇などの影響には注意が必要としています。

福井県内の宿泊業求人が5カ月ぶり減少 北陸新幹線開業による旅館の求人に落ち着き

福井労働局が発表した県内の4月の雇用失業情勢によりますと、宿泊業の求人数は5カ月ぶりに減少となり、北陸新幹線の県内開業による影響は一旦、落ち着いたものとみられます。

 

業種別にみると、宿泊業の求人は前年同月比で19.8%マイナスで、5カ月ぶりの減少となりました。北陸新幹線の県内開業による温泉旅館の求人が、落ち着いたことが要因です。

 

一方、4月の有効求人倍率は前の月と同じ1.94倍で、73カ月連続で全国トップです。

 

福井労働局は雇用失業情勢について「求人が求職を大幅に上回って推移しているものの、物価上昇などが雇用に与える影響に注意が必要」としています。