福井の4月の有効求人倍率1.94倍 73か月連続で全国トップ

AI要約

福井県内の4月の有効求人倍率は1.94倍で全国トップを獲得し、73か月連続の記録を更新。

新幹線開業により宿泊業の新規求人数が減少し、特に温泉旅館の求人数が大幅に減った。

福井労働局は雇用情勢は好調だが、物価上昇が雇用に悪影響を及ぼす可能性に警戒を呼びかけている。

福井の4月の有効求人倍率1.94倍 73か月連続で全国トップ

県内の4月の有効求人倍率は1.94倍と73か月連続で全国トップとなる一方、新幹線県内開業で宿泊業の新規求人数は減少が見られました。

福井労働局によりますと、4月の県内の有効求人倍率は1.94倍で前の月と同じ水準となり、73か月連続で全国1位を維持しました。

産業別の新規求人数で宿泊業では、前の年の同じ月と比べて19.8%の減少となり、北陸新幹線福井開業を迎え、温泉旅館の新規求人数が減少したことが要因とみられます。

福井労働局は雇用情勢は求人が求職を大幅に上回るものの、物価上昇が雇用に与える影響に注意する必要があるとしています。