これまでに1万個以上食べ歩いたパンマニアが一番長く通い続ける「老舗パン店」[FRaU]

AI要約

パン野ゆりさんが長く通っている池袋の老舗パン屋「タカセ」の魅力に迫る。

創業以来変わらぬ製法と厳選素材を大事にしている「タカセ」は、都内に5店舗を展開し、池袋本店がランドマークとなっている。

1階のパン・洋菓子コーナーがパン野さんのお気に入りで、ユニークなパンや美味しいメニューが楽しめる。

これまでに1万個以上食べ歩いたパンマニアが一番長く通い続ける「老舗パン店」[FRaU]

食のスペシャリスト&グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。今回は国内外で10000個以上のパンを食べているモデル、パン野ゆりさんが登場。今までで一番長く通っているというパン屋さんをオススメいただきました。

「大正9(1920年)年創業の老舗、池袋のランドマークである『タカセ』をオススメします。頻度はあれど、私が長く通い続けているパン屋さんナンバーワンです」

創業者が香川県高瀬町出身ということから名付けられた「タカセ」は、あんぱんの店としてスタート。その後、洋菓子の店になり、昭和初期に現在の場所へ移りました。創業以来、変わらぬ製法、厳選素材を使って作ることを大事にしています。現在は都内に5店舗を展開し、こちらの池袋の店舗が本店です。

「初めて訪れたのは小学校低学年のとき。母親に連れられて来ました。『池袋に行ったら必ずタカセ!』という母のルーティーンが見事に私にも遺伝し、今でも池袋へ行く際には必ず足を運びます。母と池袋で会う時は今でもタカセ前で待ち合わせをするくらいで、先ほど池袋のランドマークと言いましたが、山野家のランドマークでもあります」

パン野さんにとって思い出深い「タカセ 池袋本店」は、1棟のビルで4フロア展開しています。

「ビルの中に、1階のパン・洋菓子コーナー、2階に喫茶室、3階にレストラン、9階にコーヒーラウンジが入っていて、それぞれ異なるメニューが食べられるのがポイントです」

それぞれに個性があるフロアで、パン野さんが初めて訪れたのはどのフロアなんでしょうか?

「初めて行ったのは、1階のテイクアウトのパン屋さん。1番好きなフロアもここです。ここでしか見かけないようなユニークなパンが多く、もちろん味もバッチリ美味しいです! 特に私が好きなのは『ロールサンド(ツナと卵)』、『カジノ』、『くるみとレーズンのパン』です」