一級建築士ママが悟った「"家事がラクになる間取り"なんて存在しない」家事負担を減らすカギとなるものとは?

AI要約

子どもの自立が家事の負担を軽減するカギであることに気づいた一級建築士としての視点。

家事ラクの間取りよりも子どもの自立を促す環境づくりの重要性。

家族みんなで家事をシェアし、子どもの自分で出来る環境を大切にする生活。

一級建築士ママが悟った「

こんにちは。一級建築士として住宅に関するお仕事をしながら、6歳娘と3歳息子を子育て中のともです。

わが家は子どもが生まれてから今まで、共働きとして生活してきました。今までも日々の家事が大変な状況でしたが、少し前から夫が単身赴任となったことでより一層日々の家事への負担が大きくなりました。そんな生活をしていて気づいたことが、家事負担を減らすカギは子どもの自立が大切ということです。

仕事柄、マイホームを計画している方から相談を受けることが多い私ですが「家事がラクになる間取り」についてよくお問合せを頂きます。正直なところ、万人受けする家事ラクの間取りというものは存在しないと思っています。間取りや設備などのハード面で考えるよりも、子どもの自立を促す環境づくりの方が、将来的には家事の負担を軽減できるのではないかと考えるようになりました。

今回は子どもの自立の大切さを知ったきっかけと、子どもの自立を促すためにわが家が実践していることをご紹介します。

夫の単身赴任をきっかけに、今まで出来ていた家事ですら思うように出来ないことがしばしばありました。そんな状況を見かねた娘が、いろんな家事を手伝ってくれるように。娘自身も、私が終わることを待つよりも自分が動いた方が早いと思っていることも多いと思いますが(笑)私や娘の声掛けで3歳の息子もお手伝いをしてくれる日も増えました。

家事をやるのは親である私の役目と、私自身が勝手に決めつけていたんです。

まだ子ども達は幼いから家事が出来ないことは仕方ないと思っていましたが、年齢に関係なく子どもの力を信じて任せてみることの大切さを感じる今日この頃です。

子どもたちと一緒に家事が出来るようになってきたことで、家族みんなで家事をシェアしていけることが心のゆとりに繋がるのではと思うようになりました。

最近の子どもたちは少しずつですが自分のことを自分で出来るようになってきていると感じています。そんなわが家は「自分のことは自分で出来るようにする環境づくり」ということを大切に暮らしてきたので、今までわが家でやってきた4つの環境づくりをお伝えします。