本当にインスタント麺!? 韓国の新感覚カップパスタ「テングル」が本格的すぎる

AI要約

韓国の新しいK-パスタ「tangle(テングル)」が登場した。これは三養食品が製造しており、辛味を抑えた韓国風パスタである。

「tangle」には「プルコギクリーム」味と「キムチロゼ」味の2種類があり、ツルモチ感のあるフェットチーネと絡んだ甘味を楽しめる。

カップから取り出し、お皿に盛り付けると手作りしたような見た目になり、全国のスーパーで販売されている。

本当にインスタント麺!? 韓国の新感覚カップパスタ「テングル」が本格的すぎる

 韓国のインスタント麺といえば、「辛ラーメン」、「ノグリ」、「プルダック炒め麺」、「チャパゲティ」など種類豊富で、今や日本でも大人気なのは周知の通りです。

 そんな韓国のインスタント麺に、新たにK-popならぬ“K-パスタ”が登場して話題になりつつあります。その名は「tangle(テングル)」。袋麺(270円)とカップ麺(350円)があるのですが、これを出しているのは、大人気のプルダック炒め麺シリーズを出している三養食品です。

「プルダック炒め麺」を食べたことがある人ならご存知だと思いますが、あのシリーズの辛さは尋常ではありません。

 なかでも最強の「極辛プルダック炒め麺」を食べたとき、筆者は味わうどころか、舌はヒリヒリ、汗が吹き出し、涙まで流して、結局、食べるのを断念した記憶があります。ゆえに、この新商品「tangle(テングル)」が三養商品だと知ったときに、その苦い記憶がフラッシュバック、思わず身構えてしまったのですが……。

 しかし、今回の商品は韓国風パスタというだけで、特に辛くはなさそうです。生麺食感のもっちりとしたフェットチーネがベース。これに、韓国料理のプルコギをモチーフにした「プルコギクリーム」味と、キムチとクリームをまぜた「キムチロゼ」味の2種類があり、どちらもまろやか系のクリームを使用しています。

 まずは前者の「プルコギクリーム」味を食べてみることにしました。

 作り方は簡単。ふたを半分開けて、ソース・かやく・粉末を取り出します。麺の上にかやくだけを載せ、熱湯を外側の湯切り線まで注ぎ、ふたを閉じて待つこと5分30秒。

 ふたを開け、お湯を少しだけ残して湯切りしたら、ソースと粉末を入れてよくかきまぜたら出来上がりです。

 まず、ふたをめくった瞬間にガーリックの香りがブワッと広がります。本格的なパスタの香りです。具材は細かい大豆ミート、人参、青梗菜が入っていて、まさにプルコギをイメージした内容になっています。

 麺(フェットチーネ)を食べてみると、びっくりするほどのツルモチ感! 正直言って、インスタント麺とは思えないくらいの本格的な食感です。

 そしてまったく辛くないどころか、どっちかというと甘い。そしてクリームが入っているので、思った以上にまろやか&ねっとり。むしろ通常のイタリアンパスタより、韓国プルコギの独特な風味と甘みが、よりしっかり麺に絡んでいる印象すらあります。まさに新感覚のパスタと言えると思います。

 ちなみに、カップから取り出してお皿に盛り付けたら、まるで手作りしたパスタ料理に見えるくらい美しいです。地味にスゴくないですか?

 というわけで、全国のスーパーで販売しているので、見かけたらぜひ食べてみてほしい逸品です。