【バイクライター厳選】試乗会で乗り比べた注目の「新型ミドルクラス輸入二輪」おすすめの3台とは?『試乗レポート』

AI要約

バイク乗りの楽しさや魅力を紹介。

日本自動車輸入組合の輸入二輪車試乗会で紹介された3台のミドルクラス輸入モデル。

ロイヤルエンフィールドのブリット350の魅力やスペックについて。

【バイクライター厳選】試乗会で乗り比べた注目の「新型ミドルクラス輸入二輪」おすすめの3台とは?『試乗レポート』

バイクが楽しい時期がいよいよやってきた!現在、老若男女、幅広い世代のライダーがバイクを活用し、また趣味としても楽しまれている。街中や休日のパーキングエリア等で楽しそうにしているライダーの姿を見かけ、これからバイクに乗ってみたい、または新しいバイクに乗り換えたいと考えている人にご提案。

いざバイクを選ぶ際、自分の中ですでに欲しいモデルが決まっていたり、強いこだわりを持っている人は別として、一般的にはバイクを見始めると実に様々なモデルがあることを知り、正直迷ってしまう人がほとんど。

信頼性と安心感を求め、無難に国産モデルを選ぶ人もいるが、人とは違った個性や国産モデルにはないデザインや雰囲気を求める人であれば輸入モデルがオススメ。もちろん昨今の輸入モデルは性能や品質も高く、安心して乗ることができる。

ただ、いきなり大きなモデルはちょっと不安ということで、今回は毎年春に開催されている日本自動車輸入組合(JAIA)輸入二輪車試乗会を訪れ、数あるモデルの中から大型初心者でも楽しく乗ることができる新型のミドルクラスモデル3台をご紹介。新たなバイクライフの相棒や乗り換えに輸入モデルはいかがでしょうか?

ミドルクラスのモーターサイクル・セグメントに力を入れ、様々なモデルを展開し、老若男女、新たなライダーたちからの支持を得ている世界最古のモーターサイクルブランド、ロイヤルエンフィールド。90年に渡る伝統を受け継ぎ、アップグレードさせ、新たに登場したのがこの「ブリット350(サンゴーマル)」。

クラシカルを存分に感じさせてくれる外観に新たなエンジンを搭載。力強い走りとしっかりとした鼓動感で、ツーリングはもちろん、ちょっとした街乗りでも走る楽しさを味あわせてくれる一台となっている。

■ゆっくり走るだけでも楽しい、味のあるモデル

重厚感や堅牢といった表現が似合う雰囲気を纏ったクラシカルなスタイルに現代的な機能を搭載し、見事なマッチングさせたモデル。

実際に跨ってみると、アップライトなハンドルによって自然なライディングポジションが取れ、足つき性も上々、さらにクッション性に優れるシングルベンチシートのおかげでロングライドも快適にこなすことができる。

ドッシリとした印象のボディには最新のツインダウンチューブクレードルフレームが採用され、走行時の安定感と信頼感を獲得、またロングストロークの新型Jシリーズの350cc単気筒エンジンの搭載によって、粘り強い低速トルクと心地よい振動を実現し、バイクライドの楽しみを盛り上げてくれる。

またコックピットに映える、メーターは、デジタルとアナログをバランスよくミックスさせ、時代を超えた美しさでライダーの目を楽しませてくれる。さらにハンドルのレバー脇には、スマートフォン等の充電も可能なUSBポートが追加され、利便性もアップ。

街乗りからツーリングまで幅広く使えるが、このバイクはどちらかというと“スピード感を楽しむ”というよりは“バイクで走る”ことを楽しみたい人向き。確かにゆっくりと走っているだけでも満足させてくれる、サウンドと鼓動感は格別。さらにシートの心地よさも相まって、ずっと走っていたくなる、そんな一台となっている。

■【ROYALENFIELD BULLET350】スペック

●全長×全幅×全高(mm):2140×785×1125

●シート高(mm):805

●総排気量(cc):349

●エンジン:空冷4ストローク単気筒

●最高出力(kw/rpm):14.9/6100

●最大トルク(Nm/rpm):27/4000

●車重(kg):195

●燃料タンク容量(L):13

●カラー:スタンダードブラック、スタンダードマルーン、ブラックゴールド(プレミアム

●価格:¥694,100~