首の傾きをリセットするテニスボール整顔&7秒逆ストレッチ(専門家が監修)

AI要約

首の左右の歪み解消には、骨格の歪みの原因となる硬く縮んだ筋肉をほぐすテニスボール正筋と、収縮→弛緩で緊張をほどく7秒逆ストレッチがおすすめ。

首を前後から支える筋肉の使い方に偏りがあると、左右に歪む原因に。前かがみの姿勢で縮みやすい舌骨下筋群と、首を反らす働きで使われづらい頭板状筋をテニスボールで全方位的にほぐす。

首の傾きは、カラダの使い方のクセによる、肩甲骨まわりにある僧帽筋や肩甲挙筋の左右差が一因。後頭部から背中上部を覆う僧帽筋と、首と肩甲骨をつなぐ肩甲挙筋をストレッチして傾きをリセット。

首の傾きをリセットするテニスボール整顔&7秒逆ストレッチ(専門家が監修)

首の左右の歪み解消には、骨格の歪みの原因となる硬く縮んだ筋肉をほぐすテニスボール正筋と、収縮→弛緩で緊張をほどく7秒逆ストレッチがおすすめ。テニスボール整筋では首の前後の筋肉をリリース。7秒逆ストレッチでは偏ったカラダの使い方のクセをリセットし、根本解決を目指す![監修/村木宏衣、石部伸之]

村木宏衣さん(むらき・ひろい)/エイジングデザイナー。サロン〈Amazing♡beauty〉主宰。エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックを経て独自の「村木式整筋」を確立。セルフケア法を紹介する『整筋・顔体大全』(日経BP)など著書も多数。

首を前後から支える筋肉の使い方に偏りがあると、左右に歪む原因に。前かがみの姿勢で縮みやすい舌骨下筋群と、首を反らす働きで使われづらい頭板状筋をテニスボールで全方位的にほぐす。

首の前側で、喉の骨から鎖骨につながる舌骨下筋群を上から下までほぐす。手のひらでボールを包むように押し当て、その場で小さくクルクル回すように各部位を5回×3セット。

首の付け根にある窪みにボールを押し当て、グリグリ小さく回して圧をかける。背中との境目にある背骨の出っ張りまで、首の骨沿いの頭板状筋を下まで5回×3セットずつほぐす。

石部伸之さん(いしべ・のぶゆき)/理学療法士。准看護師や介護支援専門員の資格も保持。20年以上勤務する病院で幅広い疾患のリハビリテーションを行う。『7秒「逆」ストレッチ』や『ほぐすだけボールペンマッサージ』など著書多数。

首の傾きは、カラダの使い方のクセによる、肩甲骨まわりにある僧帽筋や肩甲挙筋の左右差が一因。後頭部から背中上部を覆う僧帽筋と、首と肩甲骨をつなぐ肩甲挙筋をストレッチして傾きをリセット。

① 両手を組んで真上に伸びをし、手のひらも上に向ける。肩甲骨はなるべく寄せた状態を保つ。首を前に曲げ切り7秒キープ。

② 首を後ろに倒して7秒キープ。僧帽筋がギュッと収縮するのを意識。

頸椎周りの筋肉はいく中にも重なっているが、顎を上げたり、首を傾けたり回したりすると、狙った筋肉にアプローチしやすい。