安心をいつも一緒に。おでかけ防災ポーチに入れておきたい10のアイテム
気象庁が南海トラフ巨大地震の可能性について「巨大地震注意」情報を発表し、全国的に防災意識が高まった。
整理収納アドバイザーが防災ポーチの必需アイテムを紹介。灯りや食料、トイレ用品、袋、除菌シートなどを準備することを推奨。
季節や個人の必需品に応じてポーチの中身を入れ替えることが重要。
今年の8月に南海トラフ巨大地震が発生する可能性が平常時に比べて相対的に高まっているとして、気象庁から初めて「巨大地震注意」情報が発表されました。お盆明けには解除されましたが、全国的に防災の意識がぐっと高まったのではないでしょうか。
慌てて水を買ったり転倒防止の対策をされたというお宅も多いかと思いますが、家の中にいる時に地震が起こるとは限りません。できればいつも持ち歩くバッグに安心をプラスしておきたい。
今回は整理収納アドバイザーの高桐久恵さんが、大荷物にならずに非常時にも役立つ防災ポーチをご紹介いたします。
まずはバッグに入るサイズのポーチを用意します。
一つ目に用意しておきたいのが「灯り」。
私はポーチのチャック部分にワッツで買ったキーライトホルダーを付けています。
万が一、停電しても灯りがあれば安心です。
飴やチョコレート、ガムなど空腹をしのげてカロリーのあるものがおすすめ。
羊羹なども賞味期限が長いのでおすすめ。
防災時に必ず困るのがトイレです。私は手のひらサイズの携帯トイレと大人用おむつの2種類を入れています。
このおむつ、生理用ナプキンのような下着に装着タイプで1枚で4回分の用を足すことができます。
私自身が市販の携帯トイレを試した際に、用を足すのが簡単ではないと感じたため2種類を持ち歩くようになりました。
袋は寒さ除けやレインコート代わりにしたりと、さまざまなシチュエーションで使用できるので持っておくと便利なアイテム。
私は臭わない袋と45リットルの大き目の袋を入れています。
こちらはダイソーで3個で110円。
水が使えない場合に体を拭いたり、手を拭いたりすることもできます。
除菌タイプとノンアルコールタイプがあると安心です。
夏は暑さをしのぐもの。冬は寒さをしのぐものを。
季節によって入れ替えます。4月と10月ころに入れ替えることをおすすめします。
絆創膏や歯ブラシ、コンタクトや日焼け止めなど自分や家族がよく使うものを入れておきましょう。
常備薬がある場合は万が一に備えて入れておくと安心。