あるキッカケで<いつもの髪型><無難な服>をやめた70歳エッセイスト。「黒かグレーばかりだった私が新しく買った服の代表は…」

AI要約

総務省の発表によると、2023年の70歳以上人口の割合は23.2%だったそう。70歳を迎えたエッセイストの中山庸子さんは、「したくないことや嫌いなものを明るくやめれば、新しい幸せが作れる」と語る。中山さんが「やめると人生ラクになる 70歳を越えたらやめたい100のこと」でピックアップした内容から、ヘアスタイルの変化について紹介されている。

あるキッカケで<いつもの髪型><無難な服>をやめた70歳エッセイスト。「黒かグレーばかりだった私が新しく買った服の代表は…」

総務省の発表によると、2023年の70歳以上人口の割合は23.2%だったそう。約4人に1人が70歳以上であるなか、70歳を迎えたエッセイストの中山庸子さんは「したくないことや嫌いなものを明るくやめれば、新しい幸せが作れる」と語ります。そこで今回は、中山さんが「これってやめていいんじゃない」を100個ピックアップした著書『やめると人生ラクになる 70歳を越えたらやめたい100のこと』の中から一部を抜粋してご紹介します。

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◆いつものヘアスタイル

自分に新しい要素を入れてウキウキする

もうブランドの服やバッグはいらないし、コスメもお手軽値段のものにしたので、ヘアカットくらいは以前よりひんぱんに行ってもいいかな、と思います。

以前はロングヘアだったから、半年に一度カットして、ついでにパーマをかけて、邪魔になるときやテニスのときはゴムでしばってました。

半年も行かずに済ませていたのは、通っていた美容室が遠かったせいだけれど、年の割には髪のボリュームがあり白髪も少なかったおかげもありました。

ところが、介護や病気を経て、髪も細くなり抜け毛や白髪も増えてきて、困ったなぁ……しかし、ラッキーなことにご近所に美容室ができたんです!

これで、ヘアスタイル変えられるぞ。

◆「いつもの感じで」をやめる

以前の美容室では「いつもの感じで」というワンパターンなオーダーしかしていなかったけれど、今度のお店はモード系でおしゃれな上に気さくな雰囲気なので「いつもの感じ」のオーダーはやめました。

最初だけはドキドキしたけれど、今はスタッフとすっかり仲良くなって「ちょっとシャギーいれたショートボブでいきましょう」とか「白髪染めじゃなくナチュラルなカラーリングで」みたいに提案してくれるので、とっても新鮮。

ちょっとずつだけれど、何か新しい要素が入るのがうれしいです。

最近は「先っぽおしゃれ」というのを意識していて、髪の先っぽのパサつきをなくそうと、こまめなカットやヘアケアのアドバイスをお願いしています。

おしゃれシニアの友達にも「最近のヨウコさん、髪型楽しんでる」と言われることが増えました。

もし似合わないと思ったとしても、髪は必ず伸びるから「いつものヘアスタイル」オンリーをやめて、ウキウキする時間を増やしましょう。