「ピンクのボディカラーも話題」世界屈指の本格オフローダー“ジープ ラングラー”手動開閉式フリップトップ付きの限定車が斬新

AI要約

ジープ ラングラーに特別仕様車「リミテッドエディション with サンライダー フリップトップ for ハードトップ」が400台限定で登場。

新特別仕様車は斬新なデザインで、9月21日より販売開始。

車両の仕様や価格、装備などの詳細も紹介。

「ピンクのボディカラーも話題」世界屈指の本格オフローダー“ジープ ラングラー”手動開閉式フリップトップ付きの限定車が斬新

ジープ ラングラーに特別仕様車「リミテッドエディション with サンライダー フリップトップ for ハードトップ(Limited Edition with Sunrider Flip Top for Hardtop)」が400台限定で設定されて登場した。ジープブランドを象徴する本格オフローダーであるラングラーには、数多くの特別仕様がこれまでに登場しているが、今回登場したモデルはこれまでにない斬新なものになっている。なおこの特別仕様車は9月21日より販売が開始される。

ラングラーは言わずと知れたジープブランドの本格オフローダー。第二次世界大戦で連合軍の軍用車両として活躍し、戦後、民生化されて進化を続けてきた長い歴史を持つ。

ジープ ラングラーとして初代が登場したのは1987年、現行型は2017年に発表(日本仕様は2018年に発売)された4代目にあたる。日本仕様は2024年5月に一部改良された。

その高い悪路走破性は、世界で最も過酷なオフロードコースと言われる「ルビコントレイル」(アメリカ・カリフォルニア州とネバダ州に至る35kmにおよぶ険しい道)で鍛えられてきた。

今回登場した限定車「リミテッドエディション with サンライダー フリップトップ for ハードトップ」の特徴は、フロントシートの頭上にソフトトップ(手動開閉式)の「フリップトップ」を装備したこと。「フリップトップ」と併せて、ラングラーに標準装備のハードトップも付属されているので、ドライバーの好みや天候などに合わせて自由に付け替えることができる。

そしてこの限定車のもうひとつの特徴は、ボディカラーにラングラーとして初採用の、深みのあるピンク「トゥスカデロP/C」を設定したこと。硬派なオフローダーであるラングラーにとっては、これまで考えられなかったピンクカラーだが、意外やよく似合うからおもしろい。ボディカラーは、この「トゥスカデロP/C」に加え、ラングラー 4xeで人気のライトブルー「アールC/C」の2色を設定している。

そしてこの限定車ならではの遊び心として、エアコンのアウトレットダクト部分には「Jeep Duck」イラスト入りエアコンダクトプレートを装着している。

ベース車のグレードは、アンリミテッド スポーツとアンリミテッド ルビコンの2種から選択可能で、アンリミテッド スポーツをベースとしたモデルが819万円(アールC/Cが128台、トゥスカデロP/Cが72台の200台限定)。アンリミテッド ルビコンをベースとしたモデルが909万円(トゥスカデロP/Cが126台、アールC/Cが74台の200台限定)となっている。

■限定車「ジープ ラングラー アンリミテッドスポーツ リミテッドエディション with サンライダー フリップトップ for ハードトップ」スペック

全長×全幅×全高 4,870×1,895×1,845mm

ホイールベース 3,010mm

車両重量 1,980kg

エンジン  直列4気筒 DOHCターボ縦置き

排気量 1,995cc

最高出力 200kW(272PS)/5,250rpm

最大トルク 400Nm(40.8kgf・m)/3,000rpm

トランスミッション 8速AT

駆動方式 4WD

ハンドル位置 右

車両価格 ¥8,190,000(税込み)

■限定車「ジープ ラングラー アンリミテッドルビコン リミテッドエディション with サンライダー フリップトップ for ハードトップ」スペック

全長×全幅×全高 4,870×1,930×1,855mm

ホイールベース 3,010mm

車両重量 2,100kg

エンジン  直列4気筒 DOHCターボ縦置き

排気量 1,995cc

最高出力 200kW(272PS)/5,250rpm

最大トルク 400Nm(40.8kgf・m)/3,000rpm

トランスミッション 8速AT

駆動方式 4WD

ハンドル位置 右

車両価格 ¥9,090,000(税込み)

文/近藤暁史 写真提供/ステランティスジャパン