眠ったはずの大型犬“兄弟” ちょっかいを受け止める“兄”の優しさに反響 「“弟”LOVEがすごすぎん?」

AI要約

暗い廊下で繰り広げられる、2匹の大型犬のかわいらしい姿に注目が集まっています。

“兄”と“弟”の仲良しの様子が1.1万件以上の“いいね”を獲得。

家族の一員として暮らすバーニーズマウンテンドッグとセントバーナードの特徴や、飼い主さんの心境の変化について紹介されています。

眠ったはずの大型犬“兄弟” ちょっかいを受け止める“兄”の優しさに反響 「“弟”LOVEがすごすぎん?」

 部屋の明かりが消えたあと、いぬたちはどのように過ごしているのでしょうか。飼い主さんの知らないところで、“兄弟”仲を深めていることもあるようです。X(ツイッター)では、2匹の大型犬が暗い廊下で繰り広げていた、かわいらしい姿に注目が集まっています。“弟”からちょっかいを出されてもされるがままの“兄”に、1万件以上の“いいね”が。2匹について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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「寝たと思ったのに廊下から何やら音がするから行ってみたら……」

 そんな書き出しの投稿に添えられた動画には、いぬのシッポと後ろ足が映っています。飼い主さんが暗闇の中を進み、電気のスイッチを押すと、2匹のいぬが廊下に横たわる姿が。奥にいるいぬが飼い主さんをチラリと見ると、手前のいぬから顔を撫でられました。

 初めのうちはゆっくりと撫でられていたものの、徐々にスピードが上がります。鼻や目元を撫でられているにもかかわらず、されるがまま。どうやら、飼い主さんが来る前からずっとこの状態が続いていたようです。

 この様子がXで公開されると、1.1万件の“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「どんだけ優しいのー」「頼もしい“お兄ちゃん”ですね。頭良い証拠ですよ」「“弟”LOVEがすごすぎん?」など、さまざまな声が寄せられています。

 今回動画に登場したのは、バーニーズマウンテンドッグで4歳の男の子「まさお」くんと、セントバーナードで1歳の男の子「つとむ」くんです。飼い主さんが2匹とも人間味のある名前にしたかったことから、その名を授けられました。2匹に血のつながりはありませんが、本当の“兄弟”のように仲良しです。

“お兄ちゃん”のまさおくんは臆病な性格。家の前を人が通ったり、インターホンが鳴ったりすると敏感に反応することも。とても頭が良く、人間の言葉を理解している様子で、飼い主さんは会話のときに言葉を選ぶといいます。昼間は飼い主さんたちのそばで寝たりするなど、甘えん坊な一面も。

 一方、“弟”のつとむくんは超マイペース。肝が据わっていて、おっとりした性格です。基本的に家の中では寝ていることが多いそうですが、好奇心旺盛で、人間もいぬも大好き。「“お兄ちゃん”のことが好きすぎて、依存しているので困っています」と飼い主さんは目尻を下げます。

 個性豊かな2匹と暮らす飼い主さんですが、もともとはいぬがとても苦手でした。当初はいぬを飼う予定などまったくなかったものの、配偶者さんが熱望し、まさおくんをお迎えすることに。

 まさおくんと暮らすうちに、その愛らしさにすっかり魅了され、飼い主さんはいぬ嫌いを克服。つとむくんのお迎えも、配偶者さんの希望から即決しました。そんな配偶者さんに、今では感謝しているといいます。

「つとむはまさおのパピーの頃にそっくりで、私も主人もひとめ惚れ。2匹目を迎える予定はありませんでしたが、今では迎えて良かったと思っています」