時代はバッグが作っている! ミラノとパリで見つけた二度見必至のトレンドデザインとは?
世界のおしゃれな人々のファッションスナップを紹介する連載。今週はバッグに焦点を当て、JW Andersonやオットリンガー、DENTROの個性的なデザインを取り上げる。
男性が鳩を抱えるように見えるJW Andersonのクラッチ、陶器のようなデザインのオットリンガーのセラミックバッグ、職人の手仕事を露わにするDENTROのバッグなどユニークなバッグが紹介されている。
異なるデザインのバッグを通じて、どんなスタイルにもアクセントを加えるアイテムとしてのバッグの重要性が伝わってくる。
パリやニューヨーク、ロンドンを中心に、世界のおしゃれさんを紹介するファッションスナップ連載、Snap of the Weekをお届けします。毎週、気になるアイテムやスタイルをキーワードに、注目のコーディネートをピックアップ。
スタイリングの仕上げに、インパクト大のバッグはいかが? ミラノとパリのストリートから、思わず二度見してしまうデザインをピックアップ。
満面に笑みを浮かべた男性が抱えているのは、鳩を飼ってるんですか......?と、恐る恐る尋ねてしまいそうな、JW Andersonのリアル過ぎるクラッチ。2022-23年秋冬メンズで衝撃のデビューを飾ったこちらだが、アイコンバッグとして(?!)引き続き展開しているよう。カジュアルスタイルでもこれさえ持てば注目の的になること間違いなし。
パリで出会ったこちらはベルリン発のブランド、オットリンガーのTPU製アイコンバッグ「セラミックバッグ」で、名前のとおり陶器のよう。パールやクリスタルがあしらわれたガーリーなデザインは、eコマース、SSENSE限定で展開していたらしい。小さくても存在感十分。
最後は、2020年設立のブランド、DENTRO(「内側」の意)のバッグ。普通隠されている職人の手仕事を露わにすることがポリシーで、ステッチやカットしていない糸がデザインの一部に。見た目にパンチがあるだけではなく、収納力もありそう。
栗山愛以
ファッションをこよなく愛するモードなライター/エディター。辛口の愛あるコメントとイラストにファンが多数。多くの雑誌やWEBで活躍中。