この秋植えたい《常緑グランドカバープランツ》6選。秋から冬のガーデンの見映えが良くなる!

AI要約

夏の暑さが和らぎ、秋のガーデニングの準備が始まる時期になりました。

常緑のグランドカバープランツを紹介し、それぞれの特徴と価格を示しました。

地植えにする際に注意が必要なポイントも解説しました。

この秋植えたい《常緑グランドカバープランツ》6選。秋から冬のガーデンの見映えが良くなる!

9月も中旬をすぎ、記録的な夏の暑さは少しずつ和らいできました。猛暑のせいで枯れてしまった草花や元気がなくなった植物は手入れをして、秋ガーデンの準備を始めましょう。

選ぶ植物は、冬が訪れても葉を落とさず、長く楽しめる品種を植えてみるのもおすすめ。冬は植物が少なくなるので、ガーデンの彩りにもなります。

そこで今回は、秋に植えられる常緑のグランドカバープランツについて参考価格とともに紹介します。さっそくみていきましょう。

※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

 ・アジュガ

 ・ヒューケラ

 ・グレコマ

 ・ヘデラ

 ・ヤブラン

 ・セダム

次でひとつひとつ見ていきます。お気に入りを探してみてくださいね。

●アジュガ

アジュガはグランドカバープランツとして人気の多年草です。大人っぽいダークカラーの葉色は、常緑なので一年中楽しむことができます。

春に咲く花が大変美しく、一面に咲く姿は圧巻です。ほふく性があり、横に広がって増えていきますが、根が浅いので抜きやすいでしょう。

※参考価格:300~700円前後(3号ポット苗)

●ヒューケラ

豊富な葉色が揃うヒューケラもグランドカバーにおすすめの多年草です。ライトグリーンやイエローなどの明るい葉色、黒を思わせるダークカラーの葉色、秋にピッタリのレッドやブラウンの葉色などがあり、組み合わせる植物に合わせて選ぶことができます。

年々茎が伸びて、葉のつき方が乱れてきます。気になるときは秋に植え替えをしましょう。

※参考価格:400~700円前後(3号ポット苗)

●グレコマ

常緑多年草のグレコマは寄せ植えでも重宝するリーフプランツです。シルバーがかった葉色がオシャレで、斑入りの品種は涼し気な雰囲気も楽しめます。

ツルを伸ばして増えていく性質があり、つるの節から発根します。環境が合うと増えていくので、適宜整理が必要です。また、新しい芽が育ってくると元の株が衰える性質があるので、新しい株と植え替えながら育てるとよいでしょう。

※参考価格:300~400円前後(3号ポット苗)

●ヘデラ

定番の観葉植物として人気のヘデラは、庭でも育てることができるリーフプランツ。大変強健な性質で、地植えにしてグランドカバーとして育てることもできます。

茎が伸びてきたらカットしたりして、適宜株を整理しましょう。環境が合えば株が大きく成長するので、広がりすぎないよう、こまめに切り戻しや株分けをしながら育てるのがおすすめです。

※参考価格:300~700円前後(3号ポット苗)

●ヤブラン

ヤブランは民家や公園の植栽でもよく見かける、おなじみの植物です。夏の暑さや冬の寒さにも耐えるので、グランドカバーとしても重宝します。

夏に咲くパープルやホワイトの花は清楚な雰囲気で、和風だけでなく洋風ガーデンにもおすすめです。

※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)

●セダム

種類が豊富で、観賞用の多肉植物としても栽培されるセダム。草丈が低い品種は、寄せ植えで使われるほか、グランドカバーとして植えられることもあります。

グランドカバー向きのセダムは、セダム・アクレ、ミセバヤなど。乾燥に強いため、植えっぱなしでも育てることができます。

※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)

今回は、秋に植えられる常緑のグランドカバープランツについて紹介しました。

多くの植物は地植えにすると根域が広がるため、大きく生長しやすくなります。見映えがよくなるのも嬉しいポイントですが、水やりの頻度も減るため、環境が許すなら地植えにチャレンジしてみるのもよいでしょう。

ただし、一部の植物は地下茎やランナー、分球などで増えやすい性質をもっています。急速に増えていく植物もあるので、このような性質の植物を植えるときは、とくに注意が必要です。

増えやすい植物でも環境が合わなければ枯れてしまう場合もありますが、いずれにしても、地植えにするときは、放置をしないよう適切な管理を続けることが大切です。